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グリクシスフェアリーについて
2017年11月6日 Magic: The Gathering
グリクシスフェアリーについての所感。
その前に、まず始めにいくつかの断りをいれておきます。
これはモダン初心者がフェアリーで色々と試してみたいという思いと、今後フェアリーデッキを組む人向けの備忘録として記するものである事をご理解ください。
また、グリクシスフェアリーは現段階の私の見立てでは、今あるグリクシスシャドウ系のデッキに寄せた方が強いと思います。あくまでも「フェアリー」にこだわりを持った方以外には参考にはならないと思われます。
そして、フェアリストの先達には今更な内容かと思いますが、これを読んで何かアドバイスなどあれば頂ければ幸いです。
さて、では本題に。
ひとまず試作としてのグリクシスフェアリー。
着想としては初手苦花が引けない状態で戦えるように赤を足してみようというものです。
ではまず、赤を足す事で得られるメリットデメリットをあげていきます。
▼メリット
・アーティファクトに触れるようになる。
・稲妻、コラコマ、終止が採用できる。
これによって、クリーチャー主体で高速で殴ってくるデッキ、何より新和に対しての耐性が強くなる点。また、瞬唱型だと稲妻でライフを詰めに行ける点が大きく、苦花が来なくてもそれなりに戦えるようになる。その他にもサイド含めて選択肢の幅が広がる事がメリットでしょうか。
次にデメリットについて。
▼デメリット
・色事故のリスク
・フェッチショックランドによるペイライフ
・変わり谷の採用枚数減
色事故の確率は当然上がります。また、マナベースの都合上、変わり谷の採用枚数が減るでしょう。知っての通り、変わり谷はスプライトの打ち消し範囲を広くしたりクロックとして活用したりと役に立つのですがそれが出来なくなるのが割と辛いです。
そして何よりの問題が、序盤からテンポよく動きたいがためにフェッチからのショックインて発生するペイライフ。初手次第ではありますが、2ターン目に残ライフ14は割と起こり得る状況で、ただでさえ苦花でのライフロスが辛いフェアリーにとっては相当厳しいです。後々で苦花が来ると涙目になります。
ただ、ライフの問題に関してはある程度構築でカバー出来る範囲なのではと考えています。
思いつく案ですと、メインから白黒剣、赤白剣、戦利品の魔導師の採用、集団的蛮行の採用、殴打頭蓋の採用など、ライフゲイン手段をメインに組み込む事で多少は緩和出来そうです。
簡単にメリットとデメリットを上げてみましたが、使ってみて一番感じたのはデッキの特性がガラリと変わることです。
青黒の場合、基本的に相手のスペルを打ち消して、なるべく戦場にパーマネントを出させない事を主としますが、グリクシスの場合は除去と併用して盤面をコントロールしていく事になります。
これが割と大きくて、強いCIPを持った生物が盤面に出てしまったり、マストで打ち消したいスペルが通ってしまう事がおこりえます。
これによって盤面を戻されてしまったりする場合もでてきそうです。
また本来のグリクシスシャドウでは盤面を作って死の影、タシグルなどの高クロックで速やかに試合を終わらせられるのですが、苦花だとそこから試合を決めるまで更に数ターン要する点も不安要素となります。また、赤には若き紅蓮術士がいるのでスペルを多用するならそちらの方が…といった悩みも。
結局、フェアリーなら青黒の方が合っているという印象が強いですが、それでも、新和やウィニー系のデッキに対して耐性がつくのは魅力的です。
ただ、他に苦手なドレッジやトロン相手とはあまり相性が改善されないのは悩ましいところです。
結論として、色を足すことのメリットより、足さない事のメリット(安定性)の方に軍配が上がるかなと感じました。
以上、グリクシスフェアリーの雑感となります。
まだ改良の余地はありそうなのでもう少しいじってみようとは思います。ライフ管理さえ上手く出来れば強いはず…。
その前に、まず始めにいくつかの断りをいれておきます。
これはモダン初心者がフェアリーで色々と試してみたいという思いと、今後フェアリーデッキを組む人向けの備忘録として記するものである事をご理解ください。
また、グリクシスフェアリーは現段階の私の見立てでは、今あるグリクシスシャドウ系のデッキに寄せた方が強いと思います。あくまでも「フェアリー」にこだわりを持った方以外には参考にはならないと思われます。
そして、フェアリストの先達には今更な内容かと思いますが、これを読んで何かアドバイスなどあれば頂ければ幸いです。
さて、では本題に。
ひとまず試作としてのグリクシスフェアリー。
着想としては初手苦花が引けない状態で戦えるように赤を足してみようというものです。
ではまず、赤を足す事で得られるメリットデメリットをあげていきます。
▼メリット
・アーティファクトに触れるようになる。
・稲妻、コラコマ、終止が採用できる。
これによって、クリーチャー主体で高速で殴ってくるデッキ、何より新和に対しての耐性が強くなる点。また、瞬唱型だと稲妻でライフを詰めに行ける点が大きく、苦花が来なくてもそれなりに戦えるようになる。その他にもサイド含めて選択肢の幅が広がる事がメリットでしょうか。
次にデメリットについて。
▼デメリット
・色事故のリスク
・フェッチショックランドによるペイライフ
・変わり谷の採用枚数減
色事故の確率は当然上がります。また、マナベースの都合上、変わり谷の採用枚数が減るでしょう。知っての通り、変わり谷はスプライトの打ち消し範囲を広くしたりクロックとして活用したりと役に立つのですがそれが出来なくなるのが割と辛いです。
そして何よりの問題が、序盤からテンポよく動きたいがためにフェッチからのショックインて発生するペイライフ。初手次第ではありますが、2ターン目に残ライフ14は割と起こり得る状況で、ただでさえ苦花でのライフロスが辛いフェアリーにとっては相当厳しいです。後々で苦花が来ると涙目になります。
ただ、ライフの問題に関してはある程度構築でカバー出来る範囲なのではと考えています。
思いつく案ですと、メインから白黒剣、赤白剣、戦利品の魔導師の採用、集団的蛮行の採用、殴打頭蓋の採用など、ライフゲイン手段をメインに組み込む事で多少は緩和出来そうです。
簡単にメリットとデメリットを上げてみましたが、使ってみて一番感じたのはデッキの特性がガラリと変わることです。
青黒の場合、基本的に相手のスペルを打ち消して、なるべく戦場にパーマネントを出させない事を主としますが、グリクシスの場合は除去と併用して盤面をコントロールしていく事になります。
これが割と大きくて、強いCIPを持った生物が盤面に出てしまったり、マストで打ち消したいスペルが通ってしまう事がおこりえます。
これによって盤面を戻されてしまったりする場合もでてきそうです。
また本来のグリクシスシャドウでは盤面を作って死の影、タシグルなどの高クロックで速やかに試合を終わらせられるのですが、苦花だとそこから試合を決めるまで更に数ターン要する点も不安要素となります。また、赤には若き紅蓮術士がいるのでスペルを多用するならそちらの方が…といった悩みも。
結局、フェアリーなら青黒の方が合っているという印象が強いですが、それでも、新和やウィニー系のデッキに対して耐性がつくのは魅力的です。
ただ、他に苦手なドレッジやトロン相手とはあまり相性が改善されないのは悩ましいところです。
結論として、色を足すことのメリットより、足さない事のメリット(安定性)の方に軍配が上がるかなと感じました。
以上、グリクシスフェアリーの雑感となります。
まだ改良の余地はありそうなのでもう少しいじってみようとは思います。ライフ管理さえ上手く出来れば強いはず…。
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